手がけた作品一覧(2013/4/17)
[商業]
<FMラジオドラマ>
『しゅしゅ☆ぷりえ』ゲームアプリ連動ラジオドラマ企画
(放送局:Rainbowtown FM)
<ドラマCD>
『しゅしゅ☆ぷりえ』イベント会場限定販売ドラマCD
<朗読劇>
『しゅしゅ☆ぷりえ』イベントにて、不定期に上映中
『J Summer Festa 2014』 ヒーローズプレイスメント朗読劇台本担当
<TCG>
『ヒーローズプレイスメント』第一弾~第四弾(シナリオ、音響ディレクション担当) http://www.hptcg.com/
<成人向けPCゲーム>
I.D. 『恋の話と』(シナリオ一部担当)http://id.cologne.co.jp/title/koibana/
P.W. 『俺と彼女がミステリーな件について』(シナリオ一部担当)http://pw.cologne.co.jp/
Waffle 『電車内でなう。』(シナリオ一部担当)http://www.waffle1999.com/
Galette 『ちっちゃらぶアパート』(メインシナリオ担当) http://glace.me/galette/products/apart/
Galette 『お兄ちゃん、右手の使用を禁止します』(シナリオ一部担当)http://glace.me/galette/products/right/
他、少量ヘルプ案件多数
<成人向けソーシャルゲーム>
charis 『ネトラレロワイヤル』(ディレクション、メインシナリオ担当)
http://sp.dmm.co.jp/netgame/application/detail/app_id/659683
<紙媒体>
電撃姫2014年10月号 『お兄ちゃん、右手の使用を禁止します』特集内、ミニドラマ執筆
[同人]
<はぼ☆たん>
ゲーム版東方生徒会シリーズ(現2作)の企画、執筆、スクリプト
小説版東方生徒会 執筆
デスクトップアクセのスクリプト
<同人ゲームシナリオ>
Summer×3
http://lleria.jimdo.com/
<ドラマCDシナリオ>
東方恋録抄-Rmember The Time-
http://akibaraty.blog97.fc2.com/blog-entry-29.html
<作詞>
LoveGame
http://soundinfinity.iza-yoi.net/love_game/
Half the Beat
http://triance-code.net/html/trcd0016/
OMORO Trance Sensation
http://h-c-o.net/trance/index.html
-AYAKASHI-
http://triance-code.net/html/trcd0018/
<漫画原案>
霊夢さんの脇がチルノの氷で大変な件
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35762210
<SS寄稿>
『Tropical Russian Orchestra』の会場限定SS
http://musicnakajima.web.fc2.com/
D.C.二次創作本『サクライロノオモイデ』
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39439017
いや、ネタでもなんでもなく、大真面目ですw
DJ陣の末席に8の文字が!w
というわけで、ただいま猛練習中であります。最近の趣味:曲のBPM計測←
物書きをするうえで様々な経験は重要だと思いますし、ゲーム作る上で音楽の教養も重要ですからねぇ。
絵はコンテ切ればだいたい伝わりますが、音楽は漠然と言葉で伝える方法しかしらなかったので、良い機会かなぁと。
もちろんやるからには真面目に全力でバカやりますよっw
りミック(トランス系)と電波曲中心に流すつもりです(まあ、その場のノリはでかいですがw
興味がありましたら、是非いらしてください! あと、リクエストもできる範囲内で受け付けます。
それでは、また来週~♪
お待たせしました。シャルロッテSSのpart2です。
まず最初にお断りしておくと、通説になりつつある小児がん患者設定とか完全無視です←
あと、若干(というかかなり?)グロいです。少なくとも8の書いた中では一番グロいです(断言
まあ、まどマギという世界観がかなり救いようがない世界観ですからねぇ。それに合わせたというか、なんというか。端的にいえば、虚淵玄さんに影響受けまくったというかw
そんなこんなな、シャルSSのpart2です。
最高に救いのない狂った世界をあなたにお届けします。
テクテク
夜の街を一人でお散歩。
このあたりは海に近いから、潮風が気持ちよく頬をなでてくれる。
月は出ていないけど、近くのおうちから漏れてくるランプの明かりのおかげで、そんなに怖くもない。
おうちの方がよっぽど真っ暗だもんね。もう慣れちゃったけど。
「お譲ちゃん、こんなところで一人で歩いてると危ないよ。おうちはどこ?」
「あ、お巡りさん。こんばんわー」
声をかけてくれたのは、背の高いがっしりとしたお巡りさん。
パパよりも大きいな。でも、あまり怖い人じゃなさそう。
「はい。こんばんわ。挨拶ができるのは良いことだ。でも、こんな夜に女の子一人で出歩くのは関心しないな。お名前は?」
「私? 私はアクティーボ・ヴァン・シャルロッテだよ! シャルって呼んでね」
「アクティーボ……。そうか、あの呪われた家の生き残りか……」
「どうしたのお巡りさん?」
お腹でも痛いのかな。急にお巡りさんの顔が、痛い痛いって時の顔になっちゃった。
「いや、なんでもない。私は見回りを続けるから、君も早めに帰りなさい」
「はーい。またねー」
お巡りさんはまるでママがネズミを見つけたように、急に駆け出して行っちゃった。
う~ん? なんか変なのいたのかなぁ。もしかして、天使様を見ちゃったとか?
「それはないよ。僕の姿は人間には知覚できないからね。別の要因だろう」
私の肩に乗っかっている天使様が答える。でも、その声は私にしか聞こえないらしい。
声だけじゃなくて、姿かたちだって他の人には見れない。きっと、天使様に認められた人にしか見れないんだ。
「彼は、君のことを呪われた家の生き残りって言ってたね。それと何か関係があるんじゃないかな?」
「呪われてなんかいないよ~。パパもママも、すごく優しい人だったもん」
パパとママには怒られた思い出がないもん。呪われてるなんて、なにかの冗談に決まってるもの。
「そのようだね。君の話を聞く限り、君のお父さんとお母さんは、まるで天使のような人だったみたいだ」
「そうだよー。すっごく優しかったんだから。でも、おじさんとかはすっごく意地悪で大嫌い」
「君のお父さんとお母さんは亡くなっているみたいだけど、なんで亡くなってしまったんだい?」
「んーと。そのおじさんが、家にやってくるようになってから、おうちがどんどん貧乏になっちゃったの」
おじさんは私の家に来るたびに、大切な思い出をどんどん家の外に持ち出して行った。
おうちに飾ってたひまわりの絵も、遊んでくれたメイドさんも。そして、パパとママの笑顔だって。
持ち出すものが無くなったら、おじさんは来なくなった。だけど、食べ物だって、もう私の家には残ってなかったんだ。
「そうしたら、食べるものが無くなっちゃって。お父さんもお母さんも死んじゃったんだ」
「なるほど。さしづめ、そのおじさんという人は借金取りか何かだったんだろう」
「良く分からないけど、お父さんが持ってた船が沈んじゃって、色々な人にごめんなさいしなきゃいけないってパパ言ってたよ」
だから、パパとママはずっと色々な人に謝り続けてた。ごめんなさい、ごめんなさいって。
でも、誰も許してくれなかった。散々汚い言葉を言ったり、暴力振るったり、家の物を持ち出したり。
私が退治してる魔女なんかより、よっぽど酷かった。魔女は人間を食べるのであって、いじめないもん。
「でも、お父さんお母さんは死んで、君は生き残った。それはなぜだい?」
「ああ、それはね」
「私が、パパとママを食べたから」
「パパとママが死ぬ前にね、私たちを食べて生き残りなさいって言ってくれたの」
「だから、死んじゃってから食べたの。だから、パパとママも私の中で生きてるの」
言われた時はは食べたいなんて思わなかった。
でも、死んじゃったパパとママをそのままにしていたら、ネズミとか、ハエとか、色々な生き物がパパとママを狙うようになっちゃった。
最初はパパとママを守るために寝ないで頑張ったんだけど、もう疲れきっちゃって。
なんでこんなに疲れるんだろ。ああ、パパとママを守っているからか。じゃあ、もう守らないようにすればいいんだ。
そうだ、パパとママの死体がここから無くなれば良い。でも、私じゃ重くて運べない。
そうか。だったら、食べちゃえば良いんだ。
「なるほど。それは非常に合理的な選択だね。人間しては珍しく適切な判断だ」
「多くの人間は埋葬と称して、死体を土に埋めたり焼いたりする。そんなことをしても、少しの得にならないのに。全く、わけがわからないよ」
「難しいことは分からないけど、私それをしないと死んじゃうところだったから。ものすごくお腹すいてたんだもん」
天使様の言うことはよく分からない。でも、怒られてないみたいで良かった。
そっか、天使様は私のことを認めてくれるんだ。間違ってるのはみんなの方だったんだ。
そうだよね、大好きな人と離れ離れになるのは嫌だもん。だから、こうして食べちゃえば、ずっと一緒に居られるんだ。
なんでみんなは気づかないのかな?
「君は間違ったことをしていないよ。むしろそれを奨励すべきだ」
「ありがとう、天使様。さて、パパとママと一緒に、今日もガンバローっと」
私は両手をギュッと握りしめた。今は自分の手の感覚しかないけど、きっとパパとママにも手を握ってくれているんだ。
あの温かくて、大きくて、優しい手で。私の励ましてくれてるんだ。頑張らないと。
私は自分のお腹を一撫で
「ふーっ。疲れたぁー。甘いものでも食べようっと」
いつも下げているポーチに手を入れて、欲しいお菓子を思い浮かべる。
すると、ちゃーんと食べたいお菓子が出てくる。タネも仕掛けもない、魔法のおかげなの。
おかげで私はいつもお腹いっぱい。あー、幸せ~。
「君は本当に運が良い。グリーフシードがこんなに余ってる魔法少女は珍しいよ」
「そうなの? パパとママのおかげだよ」
「僕はそういう霊的なのは信じないのだけど、もしかしたらそうかもしれないね」
「えへへー。さてと、ベットでそろそろ寝ようっと」
お菓子を食べながら歩いてたら、いつの間にかおうちの前に着いちゃってた。
……あれ? あの馬車って……もしかして!
「お待ちしてましたよ。シャルロッテ嬢」
「むー。意地悪なおじさんだー。あっち行ってよ」
あーもう、またあのおじさんだ。あの人が来ると、一番パパとママが嫌そうな顔をするの、私知ってるもん!
今、魔法でやっつけちゃおうかな。パパとママもきっと喜んでくれるだろうし。
「ははは、これはずいぶんと嫌われましたな。しかし、意外と元気そうでなによりです。てっきりお亡くなりになってるかと」
「死んでないよ~。パパとママは死んじゃったけど」
「そうですか……。それはさぞ無念なことでしょう。神の御加護がありますように」
「平気だよ。だって、パパとママは私とずっと一緒に居るもん」
私は自分のお腹のあたりをさする。パパとママは私の血となり肉となり、私のことをずっと見守ってくれる。
目を閉じれば、パパとママの笑顔が。深呼吸すれば、パパとママの匂いが。唾を飲み込めばパパとママの味を思い出せる。
そう、私は一人じゃない。これからもずっと。
「ああ、そうでしょうな。天に召されても、きっとどこからでもあなたを見守っているでしょう。では、今はあの屋敷にあなた一人で?」
「そうだよ~」
「それはさぞかしご不便でありましょう。私の屋敷にいらしてはどうですか? 温かい食事に、綺麗なベットがお待ちですよ」
「ホントー!? やったぁ! 私、お泊りするー」
パパとママに悪いことしたから、反省したのかな?
お風呂も久々に入りたいし、お菓子以外のも食べたいかも~。楽しみ~。
「ささ、それではこの馬車に乗ってください。すぐにお連れいたしますぞ」
私が馬車に飛び乗ると、続いておじさんも馬車に乗った。
よーし、温かいご飯とお風呂に向けて出発進行~♪
GW終了までに50kbぐらいシナリオ書かなきゃいけなくて……どうしてこうなった
そんな忙しい合間を縫って、まどマギオンリー行ってまいりました。
久々のイベント一般参加でしたが、時々は並ぶのも良いですねw わくわく感が楽しいです。
以下は戦利品紹介です
見事にシャルロッテばっかり! さすがシャルロッ党←
おかげでお金ぶっぱしすぎて、今後のイベント参加に支障が……((
だがしかし
後悔なんて、ある訳ない
ただまぁ、まだ出てる本の数が少なかったので、そこら辺は自分自身頑張ろうかなぁと(ぉ
どっかのタイミングで本出したいと思います。薄いかどうかは分かりませんがw(下手したら文庫?
次回更新時は小説の続きを上げたいと思います。それではまたー
おまけ
<我が家の三姉妹>
……我ながらカオスな家族構成だw
第1回目更新が二次創作で大丈夫か? 大丈夫じゃないかもしれないが、空気何て読まないっ(挨拶
というわけで、今が一番ホットな話題にのっかるということで、まどマギSSの前編です。
ヒロインは……シャルロッテちゃんですよぉー。
……そこっ、誰とか言わないでっ。あのマミさんをマミらせちゃった、あの人ですよ。
ネタばれはないです。ご安心を~。
それでは、どうぞっ。
まどマギ二次創作SS 『空腹姫の憂鬱 前編』
ザーッザーッ
外はひどい雨。雨は嫌い。お日様が隠れちゃうし、何より天井から水が落ちてくるから。
ピカッ ゴロゴロ
雷も嫌い。びっくりするし、あいつらが逃げちゃうから。
チューチュー
ほら、あいつらが逃げだした。やだなぁ、追いかけたくないなぁ。
追いかけると、お腹がすくんだもの。
あいつらを最後に食べたのはいつだっけ? 1週間前? それよりもっと前?
パパとママが死んで、しばらくはそれを食べてたけど。
そのあとはあいつらをずっと食べてたから。おかげでどこが食べられるかどうかも、すぐに分かるようになったわ。
ああ、前みたいにお菓子をお腹いっぱいに食べたいなぁ。
卵いっぱい使ったレイテ・クレーメ。お砂糖たっぷりのアルフェニン。はぁ、考えただけでお腹すいちゃうよ。
「そのお願い、僕なら叶えてあげられるよ」
「……だれ?」
誰かの声が頭に直接響いてくる。
パパ、ママの声じゃない。あの怖いおじさんでもない。意地悪な従兄でもない。だれだろう?
「ここだよ。窓を開けてくれないかな? いくら僕でもこの雨は少し堪えるんだ」
灰色に塗りつぶされた窓を見る。この外に誰かいるみたい。
開けて……良いのかな? 知らない人は家の中に入れないようにって、パパに言われてから、開けちゃダメなのかな。
ピカッ!! ゴロゴロ!!
「ひゃあ!」
あー、びっくりした。でも、今一瞬見えた姿は……。もしかして天使様? 少なくとも、人じゃないみたい。
人じゃなければ、家の中に入れてもいいよね。うん。きっとそう。
ガチャ
ザァーーー
窓の外には、真っ白くて、ずぶぬれになった小さな天使様がちょこんと座っていた。
……天使様……だよね? ママから教えてもらった天使様とはちょっと違うけど。
「話を聞いてくれてありがとう。僕の名前はQBって言うんだ」
「QB……? 天使様じゃないの?」
「僕は天使なんていう想像の産物じゃないよ。天使は実在しないけど、僕は実在するからね」
天使様はそういうと、ぴょこんとジャンプして家の中に入ってきた。
猫のように身震いをして、雨を払っている。ちょっと可愛いかも。
「天使様。もうちょっと分かりやすく言ってよ」
難しいお話はきらい。あの従兄も、なんかよく分からないお金の話をずっとしてたもの。
難しい話を聞いた後のパパやママは、いつも寂しそうな顔をしていた。だから、難しい話をする人は悪い奴かもしれない。
「まあ、僕の存在なんて言う瑣末なことはどうでもいいんだよ。それより、君は何か願い事はあるかい?」
「なんでもいいの?」
「ああ、なんだってかまわないよ。僕ならなんでも叶えてあげられるんだ」
「それじゃあ、毎日お菓子をいっぱい食べたい!」
もうあいつら食べるの飽きたもん。甘いものをお腹いっぱい食べたいよぉ。
「分かった。でも、その代わり君には魔法少女になってもらうよ?」
「まほーしょーじょ?」
「そう。魔法少女になって、魔女と戦う。それが対価なんだ」
「魔女って、あの悪いやつだよね」
ママが言ってた。最近、悪い魔女がみんなを病気にしてるから気をつけなさいって。
近所に住んでたお姉さんも、魔女だからって連れていかれちゃった。さいばんっていうのをやるんだってパパは言ってた。
私には優しかったんだけどなぁ。もっと悪い魔女にあやつられてたのかも。
「人間の考えている魔女とはちょっと違うけど。でも、だいたいそんなところかな」
「私、パパやママから人のためになることをしなさいって言われてたの! だから、私魔法少女になって悪い奴と戦うよ!」
「それじゃあ契約成立だね。今から君を魔法少女に作り替えるよ」
天使様から、真っ白い光が流れてくる。
なんだか、ママに抱っこされてるみたいに温かい。こんなに温かい気持ちになったのは、久しぶりかも。
パパ、ママ。私頑張ってみんなのために戦うよ。パパやママがみんなを笑顔にしたみたいに、私も頑張るから。
私は自分のお腹を押さえて、心からそう祈った。
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